天空の海 選択と機会 未来 愛 光 無限とは 多様な顔を持ち 私は今夜それを目の当たりにした 君の中に 我々の接点 神聖な衝突 君の中に 我々の接点を 神聖な衝突を 溢れ出る涙を禁じ得ない 耐え忍ぶことで得られた この報酬を思うと 進化の過程で 聖なる肉体…
今日、君の名前を耳にし 人目も憚らず 僕は崩れた 壊れた心と殻を 片付けながら 君の傍に埋められることを懇願した 今日、悪魔が現れ 願いを叶えるといって 薬を売りに来た 飲むと記憶が消えるんだと 君との出会いを忘れられるんだと この苦しみから 逃れら…
姿なき声がし 私の猜疑的な側面が 頭をもたげる 交わされてはいないはずの会話 仮想のやりとり 精神病質 馬鹿を言うな 激しい口論など なかったということだが その激論全てに 一つ一つに影響されている 精神病質 何度も何度も判断を誤る 人を非難し、突き放…
年老いてなお 再び勝利を求めるあまり 諍いのさ中へと急く 武器は失い 老いぼれた体で 必死にその戦士は 体裁を保とうと 大声をあげる 果敢に 過去の自分を 誇り高げに だがどうだ 力を誇示せんとばかりにまた、 老体に鞭打ちがなり立てる 何年も前からの 私…
急降下する 真夜中を 我々の寓話の終焉 まどろみの中ぼんやりと 漂う 無知なまま 我々は 落ちていくのだ 無限に 自ら引き起こした狂気を 落下は飛行とは違う 浮遊は無限ではない 終焉は 突然訪れる 我々は昏睡状態に陥り ふいに屈する 急な崩壊に 破滅を防ぐ…
我々は肉体に繋がれた魂 片足は釘打たれたまま歩き回るが この肉体を越え彼方へ到達し 霊体となるのだ 我々は意思であり、奇跡である いずれ記憶は蘇る 我々は一つの呼吸、一つの言葉により誕生する 我々は一つの閃きであり、太陽となる さあ 目を覚ませ さ…
何か変化がなくては 否定できないジレンマ 退屈とは なんと惨い重荷だろう 継続的な刺激により麻痺してしまった それでも他の方法では 満足できない 足りないんだ もっと刺激が要る 何を試しても満足できない 欲しいんじゃなく 必要なんだ 息をし、感じ、自…
時は金なり 逆もまた然り 毎秒毎秒浪費されていく ダイエット、弁護士、セラピー、アプリ、旗や、整形手術に もうウィリー・ウォンカも、トム少佐も、モハメドアリも、 レイア姫もいなくなった さあ、最後のカーテンコールだ 原爆ショーは終わり 素晴らしい…
奇跡が起きるのを お前は待つ 我々は血を流している 試案や そして祈り 素敵じゃないか まるで窮地に差し出されたお菓子の様に 我々は血を流しているのに お前が熟考する間 死体はどんどん積み重なっていく イエスの様に落ち着き払って語るのなら イエスと同…
怨恨はまるで負の王冠の様 人の許容範囲を計算し お前は全てを手中に収めようと必死だ 緋文字の者どもを赦せずに それが礎石のごとく縋りついていなければ 全てが崩壊するのか 否認を正当化して孤独な最後まで握りしめていろ それが礎石のごとく縋りついてい…
また迷った 打ちひしがれ疲弊し 戻る道が分からない 尻尾にすがる 眩暈がする 明らかに不可能なのだ 手を放すことは 私は抵抗を止めて 引力と未知の物に身を委ねてゆく 捕まえて私を癒し、太陽の元へ戻して欲しい 生きる事を選択するんだ また挫折した 赤子…
静かに 静かにしてろ 静かにしてろ 静かに 静かにしてろ 静かにしてろ 静かにしてろ くそ まただ 眩い稲光 だが瞬きするな 惑わそうとする 静寂の策略 またやってくるのか そうなんだな 兆候が出ている 直視すれば お前は暗闇 我々を抑え込もうと 大惨事にな…
我々の家 我々のルール 尊重できないならば それなりの覚悟をするのだ 煽りは速やかに退去せよ 行儀良くできるなら 滞在を許そう 訳の分からない事を言うのなら出て行け 愚かに振る舞うことを選択するのなら それなりの待遇を受けるのだ そう、今横柄な態度…
免疫は とっくに切れた 感染 私は吐き出す 未処置の お前に打ち明けた 躁病の中の毒 さあ、感染よ お前を吐き出そう 詐欺師が言う お前は私のものだ 他人の光を吸ってはいけない 光を恐れよ 呼吸を恐れよ 他人を永遠に恐れよ だが彼らが今清澄さを吸い込む音…
先生すみません、少々よろしいですか? ん、何か質問でも? と言うか、検査3の患者さんなんですけど どうかしたの? どうもしないのが、、、変なので、、、 検査結果はどうなってる? こちらです 変わった点は特になさそうだけど? そうなんです。身体外傷…
馴染みある 息を飲むほど温かい この、今私が保有する形 お前を包む この現実 この、今私が保有する形 目を大きく開き 希望に満ちて 目を大きく開き 願わくば野性的で もう殆ど覚えていない この大切な時間の前に何が存在したか ここに存在することを選んだ …
ぼんやりと浮かび上がり 至る所に存在する 目の前の課題 この目の前の課題 不吉で威圧的 骨の折れる仕事に硬直する 何から始めたら良いか分からない 君が示してくれないと 一歩ずつ踏み出そう 一振りしてみよう 一口ずつ 取り敢えず、始めよう 何から始めて…
お前という存在は全くの衝撃だ 正に反面教師と呼ぶに相応しい いくらでも証明してやろう 救世主が如何にお前を見放したか 神がどうした 救い主が、キリストが これが神の御業なのだ お前の所有物を奪い こんな風に突き放した それでもお前は祈り 迷うことな…
黒、そして白のみ幼少期には存在し 赤と黄がその後現れ 私に働きかけ 開眼へと導いた 下なる如く、上そして背後もまた然り 私は想像する 理性の境界線を越え展開されたもの 極限に挑み 結果を見守ろう 過剰な思考と分析により身体と心の乖離が生じる 本能は…
元気そうでなによりだな 圧倒され言葉もなく 天の助けを借りて お前は悪を追い払った その頭上の光輪がずれて首にかかり お前を雲から引きずらさないようにと だが私が気にかかるのは 一体どうやってお前は罪を償うのかということだ 死者に対して 既に死んで…
奇妙にも 終わりに近づいてきた この自堕落的で哀れな穴の下 打ちのめされ 抗うことを止め 終焉に近づいていく ここに安らぎを見出せるかもしれない 虚無の中に平穏があるかもしれない なんとも哀れだ 何かが私を呼んでいる 何かが私を呼んでいる 何かが私を…
目は画面に釘付け 悲報にぞくぞくするんだ それがどんな悲劇であれ 夫に殺された 海で溺死した 息子に射殺された 女は毒を盛った後 笑顔で男を見送った その調子 誰か死なないとつまらないだろ そんな目で俺を見るなよ 怪物扱いしやがって 俺にしかめ面する…
一緒に 一緒に さあ 耳を澄ませ 掘り進むのだ 俺の古く麻痺した影を 影が皮を脱ぎ捨てていく 俺はまた、かさぶたを引っ掻き始めていた 地に伏せ掘り進んでいく 筋肉は手がかりを探りながら 腹ばいになって進んできた 他の可能性など振り切ろうとしながら ず…
損傷を受け 限界を定めてしまう 壁が築かれ 問題が鍛造される 自分の傷は把握せずとも 修繕の術はどのみち 行き渡るもの 言葉の重さ 争いの数々 僕も君も同じ 違いはない 秘密の瞳 嵐と物語 言葉にして表せば やっていける 悲しさとはまるで 振り子のよう 僕…
君にこの気持ちを素直に表しても そっけなく背を向けられた 僕は君の記憶の中に沈む 幾多の名前の一つに過ぎないんだ 失望を隠せない 気にも留められていない気がして 素のままの 無関心な君を 僕は直視した だけど君に僕は見えないんだ でも僕は自分の気持…
天使たちは傍観しながら 困惑し目を丸くする 神は何故人間に自由意思を与えたのか 人間どもは混乱に陥った この口のきけるお猿さん達は知らないのか エデンにはもうお前たちの場所はないのだ この楽園には必要なものは揃っている おバカな猿さん達よ お前た…
意見が多い奴だった 戯言ばかりだったが 淋しくなるな お達者で だって、死ぬのは怖くないんだろう だったら、さよなら 泣くんじゃない そんなに落ち込むな 殉教者が全て神を見るわけじゃない だが少なくともお前は努力したんだ 群衆の上に立ち 力強い大声で…
まだ死を経験しない者 それは正に鏡 だが 歌うは蛇 私の汚物をワインに変えようとする どちらも憎悪とは無縁だが 私の命を蝕んでいく 蛇が背後で囁く これ位の損傷で済んで良かったじゃないか 私の流した血が私に懇願する もう一度心を開いて欲しいと またあ…
心配はいらない 私が傍にいる さあ窓から離れてお休み 頭を下げておいで 怖い人から守ってあげよう 死体を羊のように数えてごらん 陣太鼓のリズムに合わせて 耳を貸してはいけない 他の声に あいつらはお前を大切にはしない 私のようには 守ってあげよう 痛…
死んだも同然だと医者は言うが そんなのは信じられない 楽天的にはうまれていない お前は一度目覚めれば 俺の敵になるのは分かってる目を覚ませ(どうした?)そして俺と対峙しろ(ほら) 死んだ振りするな(死んだ振りするな) というのもいつか俺はお前を…